おはようございます。
人に前進と突破を創るコーチ、
駄田井一孝(だたいいっこう)です。

今年もあと2日で終わりますね。
メールマガジンを受け取って頂いた皆さま、
心からありがとうございます。

つい先日、コーチ仲間の
オランダ教育現場報告イベントに参加し、
子どもの自主性を育む関わりについて学びました。

そのイベントに、これから求めれる人材に
なるためのヒントがあったのでシェアします。

オランダのとある学校では、
今日一日何を学ぶのか、
スケジュールはどうするのかを自分で決め、
しかも、今日一日取り組んでみてどうだったのか?
の振り返りを自分でするという形で授業が進められています。

※オランダではいろんなスタイルで授業が進められているので
  ここでシェアしているのは一部の学校のスタンスです。

誰かにやりなさいと言われたからやるのでなく、
自分がやることは自分で決める。
自分が決めたことを引き受ける。

そんな習慣が授業を通して身に付きます。

授業を通して身に付くということは、
社会人になって仕事をする時に、
自分で決めたことは自分でやり引き受ける。
それが当たり前の習慣になることを意味します。

そんな授業のスタイルを知った時に、
これは、家庭でも実践出来る!と思い付き、
休みの日に親が息子のスケジュールを
一方的に決めるのではなく、息子と一緒に考えてみる。
そんなことを試してみました。

5歳の息子と、
「次の休みをどんな一日にするのか?」を
一緒に考えました。

チチ「今度の日曜日はチチと2人で過ごす日やけど何する~?」
息子「ベイマックスを観に行きたい」
チチ「そっか。いこか。チチは、ばあちゃんの病院に顔出したい」
息子「いいよ。映画村にもう一回行きたい。すっごい楽しかったから」
チチ「映画村は、ママも一緒に行きたいって言ってたから、
    3人で行ける時に行きたいねん。他にある?」
息子「料理したい」
チチ「そっか。何作りたいの?」
息子「前にカレー作ったし、カレーがいいんちゃう?」
チチ「そっか。夜は一緒にカレー作ろっか。他にはある?」
息子「公園でラジコン走らせたい」
チチ「よし、それもやろう」

※我が家では、僕は、チチと呼ばれています。

そんな風に会話をして、
一日のスケジュールを決めました。
大人のデートのような会話ですね(笑)

子どもには、たくさんの「~したい」があります。
そこを一緒に考えるだけで、自分で考える癖がつきます。

何でもかんでも決められたことをやらされるばかりだったら、
親や先生が、もっとやらせないと、という思考になり、
子どもは、嫌なことを我慢してやる、という思考になります。

子どもの時に、嫌なことを我慢してやる、という思考が
身に着いたら大人になった時にその思考は仕事にも及びます。

勉強も仕事も本来楽しいもの。

勉強は、学びたいからやるもの。
仕事は、貢献出来ることが嬉しいからやるもの。
しないといけないからやるものにしてしまうと
勉強も仕事もすることが辛くなってしまいます。

もう一つ、息子とのエピソードをシェアします。

最近、息子は家事を手伝ってくれるのですが、
息子と一緒に洗濯物を干している時に、

チチ「洗濯物、どうやって干したらよく乾くの?」
息子「(洗濯物と洗濯物の)間を空けるねん」
チチ「なるほど。他には?」
息子「しっかり伸ばすねん」
チチ「そうか。他には?」
息子「高い所に干すねん。お日様が当たるやろ」
チチ「確かに」

という風に、あれこれ探究しながら
一緒に家事をしています。

「家事手伝って!」
「洗濯物干すの手伝って!」
「こうして!ああして!」

という指示や命令ばかりだと
家事が面白くなくなると思うんです。

こうしてみたらどう?
こうやってみたらよく乾くかも!
と面白がって一緒にやってたら、
家事もどんどん楽しくなってきます。

僕は今、大学生の就職支援の現場にいるのですが、
企業の採用担当者の方と話をしていて、

「言われたことだけをやっていれば給料がもらえる」

そんな時代は終わってしまったと感じています。

言われたことをやるのは当たり前。
それ以上に求められるのが仕事の成果です。

仕事での成果とは、
お客さんを豊かに出来るのかがどうかとイコールです。

お客さんを豊かにするために、
何が出来るのか?を自ら考え実践できる人が
これから求めれる人材です。

コーチングというコミュニケーションスキルは、
自分自身が自ら考え成果を出せる人材になることや、
子どもや部下の自主性や自発性を引き出すことに
大いに役立ちます。

何かの機会に学んで頂き、
人生に取り入れてもらえたら嬉しいです!

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    コーチング講座のご案内
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☆1月18日(日)コーチング体験講座「パラダイム」
http://osaka.communication.ne.jp/?page_id=190

僕がコーチングを学んだ岸英光さんが講師を務める
コーチング講座が梅田で開催されます。
コーチングの肝である「パラダイム」という分野に
是非触れて頂きたいです。

☆1月30日(金)和歌山県岩出市健康講座「ほめなくてもいいよ!」
https://www.city.iwade.lg.jp/ja/news/4216-kenkoukouza2701.html

保育所・幼稚園・小学生の子ども達と関わりのある方向け。
子どもを伸ばす声掛けについて学べます!

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           編集後記
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いつもは年末ギリギリになっている年賀状。
今年は、27日(土)には出し終わりました!

あ~、気持ちいい!

友人が、何かをやるときに、
「まとまった時間を取って、一気にやる」のではなく、
「毎日」「ほんの少しの時間で」「コツコツ」とやればいい。
とfacebookでシェアしているのを見て、
年賀状で早速実践♪

朝の隙間時間に、コツコツコツコツ書いていたら、
あっという間に終わりました。

今までは何だったんだろう。。

何でもすぐにやればいいのに、
何でもギリギリになってしまう。
そういう枠組みを多くの人が持っています。

その枠組みを認識し、枠を扱えたら
物事が簡単に進むようになります。

そんな人の枠組みに興味がある方は
こちらの動画をご覧ください。
枠を掴み、越えていく為のヒントがあります。
http://www.communication.ne.jp/Move1.html

今日もここまでお付き合い頂きましてありがとうございました。
今年一年ありがとうございました。

来年も是非、よろしくお願いします。
良いお年をお迎えくださいませ!

人に前進と突破を創るコーチ、駄田井一孝

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